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いこらジャーナル 有機にこだわり結果を出すプロ農家が使う画期的な有機資材を提供します。

おはなしいこらジャーナル

いこらジャーナルの企業理念

環境と健康を最優先にした商品を供給する。お客様のニーズと環境に合わせた研究開発を行う。

  • 株式会社いこらジャーナルは、環境に対応することをエコロジー、リサイクル、オーガニックの三本柱で常に考え、商品づくりに反映させて市場に供給します。
  • 環境と健康は人が生活する上で最も重要な事項ととらえ、清潔で安全であることを確認して商品開発を行います。顧客のニーズに合わせた環境と健康を考え、研究開発した商品を市場に供給することを目指します。
  • 農業資材では「農家さんのニーズと一般家庭に繋がる社会ニーズをともに考えた安全で安心できる商品」を提供することを目指し、現実的には栄養価の高い有機野菜や咲き色の美しい花、食味の良い旨いと言える果物等が栽培できる有機商品群を提供します。

「安全で旨いを造る有機商品の製造と販売」

<いこらジャーナルの目指す農業とそのための考え方>

  • 弊社は有機JASやG-GAPにも対応できる商品群を選抜して、各農家のニーズに合わせた栽培方法に使用する資材を提供します。作物が本来持っている栄養価や食味を維持しつつ、栽培や作業が容易にできることを目指します。
  • 農家さんは自身の規模に合った収量と収入を求めます。今流行っている有機で土造りを行い液肥で栽培を安定させ、収量を上げる農業に対応しています。肥料の高騰に対応した土壌に肥料成分を残留させない効率の良い農法は、連作障害の予防にもなります。できる限り有機農法に近づけるように考案しますが、消費者ニーズが見た目の美しさを求めることもあって農薬や化学肥料も欠かすことができませんので、栄養価や作業の利便性と言った相反することも実現できるような商品開発や栽培技術も研究しています。
  • 理想と現実は妥協しての実現で、そのときの社会ニーズに対応しています。農家さんはできるだけ手間を掛けずに楽に栽培できることを望み、秀品率と収量も同時に望みます。農薬依存の栽培から有機栽培に社会ニーズが移行している現実を踏まえ、実現できる農法を求め提案いたします。特に講習会や栽培指針で内容を説明して合わせて現在の気象や地球環境の変化に対応した土造りや栽培を支援します。
株式会社いこらジャーナルの様子
和歌山県海南市上谷字花鳥谷785番地の1

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農業のお話し

歴史と現実

<日本の農業が歩んだ歴史を解り易く説明>

農業は狩猟することから解放されることで定住することから始まりました。日本が大陸から伝わった稲作を始めたのは有史以前のことで水と光と環境が調和して収穫に結びついたからです。 以来どのような時代であっても農業が優先されてきました。四大文明に於いても農業は重要な産業でしたが、使い捨て文化であり、川の氾濫に頼ったり、耕作地を移動してゆくものでした。 森の伐採にも同様のことが言えて、文明が栄えた場所は砂漠化しているのが現実です。日本に於いても環境を破壊して農業を行いましたが、他との違いは里山感覚が発達して、森も畑も手入れを必ず行いました。 自然と人が共存して来ましたので、使い捨て文化にはなりませんでした。そのことが日本農業の文化となり循環型社会構造は農業から構築されました。 「いただきます」は神事の礼に習い、私が生きて行くため野菜や野獣の命をいただきますからで、縄文時代から日本は循環型社会でした。徳川幕府が構築した武蔵野森林は世界の逆の発想で、豊かな海「江戸前」ができたのです。

プロと素人

<生産農家と疑似農家や家庭菜園農家の違いや考え方>

日本の農業は独自の発展を遂げ、世界中のどのエリアにも負けない栽培感性を作り上げました。 それは売上ベースで世界第5位の農業大国に発展しました。生産ベースでは売上高(GDP8兆円超)と自給率66%(流通しない分は含まない)を達成しています。 プロ農家約7%で約5兆円の売上をして、施設栽培や果樹の専門栽培は世界のトップレベルです。特に味に関する拘りは世界から研修に来日する農家の多さが物語ってします。 残り93%は疑似農家と言われるサンデーファーマーですが、水稲や簡易な野菜類を栽培して少量出荷しています。差は非常に大きいのですが、現行法では農家としての区別はありません。 疑似農家は家庭菜園農家と技術的に大きくは変わりませんが、農業用機械等が各農家で持っていることが大きな違いになります。栽培感性は江戸時代から養われてきました。その主な内容は品種改良や種苗に対する考え方です。 江戸時代ユリが流行して現在に伝わっていない品種の絵が沢山存在したり、各エリアに一子相伝で受け継がれた品種が存在してその文化になっていたりします。和泉エリアの水ナスや京野菜の賀茂ナス等々多くの野菜類が存在します。 冷蔵庫のない時代保存には工夫が施され、漬け物や干して乾燥させたりと言った名物が多く完成しました。生活全般に及ぶ創意工夫が日本民族の文化であり、現在の先端技術に通じるその精神が農業にも活かされて来ました。 プロ農家は今なお常に発展していまして、温度の壁や栽培における味、咲く花の発色等々に拘り、日々創意工夫を怠っていません。

肥料が来た道、向かう道

<歴史と現実>

人類が農業を行うようになって以来、肥料を撒いたのではなく栽培に適した場所に移動していました。定住するようになり落ち葉や雑草を刈って畑に敷きました。 日本は湿度が高く有機物の分解が早いので、山の手入れ残渣や刈草が使用されました。どこのエリアでも人口の増大が農業に大きな影響を及ぼし、効率や耕作方法が発展しました。 日本の江戸時代が世界に先駆けて農業の効率が上がり、大阪エリアで商人や武家で菜種ランプが使用され「菜種油滓」が肥料になりました。また江戸では人糞尿が肥料になり、食生活や衣料の染めに使用される藍の栽培に使用されました。 イギリスで発展した三圃式農業は四つ足の肥え車として牛が活躍しますが、低温と分解が遅い植物によるところが強く、牛の内臓で分解をすすめて肥料化することが特徴となりました。 イギリスでは次ぎに動物の骨を硫酸で処理して過リン酸石灰を製造するようになりました。その当時、火薬の原材料にしていた草木灰や硝石等も使用されるようになりました。 肥料の時代が大きく動いたのは、ドイツのBASF社が空気中の窒素を固定してアンモニアの生産に成功したときからで、肥料にも火薬にもなりました。日本でも同様の技術を住友化学と多木化学が行って肥料を製造するようになりました。 戦後は世界的に工業が急成長して、多くの産業廃棄物を生むようになり、日本はそれを硫安等の肥料に加工して農業分野に施用(廃棄)しました。石油系の肥料は、それまでの野菜の味や質に大きな差を生むことになりました。 栄養価の少ない野菜が栽培されるようになり、最近問題化されて来ています。文明の発展を担った工業のツケを農業で払った形になり、有機農法や減農薬、減化学肥料の農法が求められるようになりました。 栽培履歴やポジティブリストの掲示等の要求に応える農業が求められるようになりました。中国からの食品に残留していた農薬が問題になり、農薬そのものと栽培に関する意識が高まりました。 有機リン系の農薬は元々各国の毒ガス兵器として開発され濃度を変えて農業に転用していました。 松本サリン事件は今も記憶に鮮明と思われますが、DDVP(ジクロルボス)を製造すると言って建設した施設から「毒ガス・サリン」を造られ大惨事となりましたが、中国の残留農薬はDDVPでした。 化学肥料も石油系のものは強酸に溶けている状態で販売されていますので、作物の根が酸で焼かれ非常に少なくなり、イオン交換で欲しいときに欲しいだけ吸収することがではなく、強制的に酸で押し込むような吸収となります。 それは本来持っている栄養価を下げてしまいました。

有機肥料と化学肥料との違いについて

<成分内容について>

空気中から窒素を固定してアンモニアを製造したことから始まる化学肥料の歴史は、肥料成分を安定して供給することを目的として表示されています。 窒素、リン酸、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、珪酸、マンガン、ホウ素、亜鉛、モリブデン、銅等々を明確に表示する世界標準に対して、日本では肥料取締法による表示がなされています。 肥料取締法は一般肥料と特殊肥料に分かれ、一般肥料は主に化学肥料で成分を保証するもので、特殊肥料は堆肥や土壌改良等を主に分析例を表示しています。

<効果効能について>

有機肥料は伝統農法でも使用されていた経験値を主体に組み上げられた肥料で、地産地消の発想を持っています。山の手入れ残渣や収穫残渣、家畜糞を良く発酵させてそのエリアに有効な堆肥を自家製造して肥料としていました。 それが江戸時代に入り、菜種油滓や人糞を使用するようになり堆肥と合わせて効果/効能が上がり農業の発展に繋がりました。そのバランス感覚が草食民族特有で同じ土地を何回でも使用できるように土を肥沃にすることの作業を惜しまなかったのです。 土が肥沃であることは農業に欠かせないことで、近年地力を取り戻すための法律や努力が活発になってきました。

<家産菜園の求めること>

家庭菜園農家はこの様な危険性が高く栄養価のない野菜や果実を食べたくないと思う強い意識から、自身で野菜を栽培するようになりました。 当然有機物で完成した天然の肥料や資材を求め、できれば農薬や化学肥料は使用せずに栽培を行おうとしています。 有機質でも熟成が進んでいないものや化学物質を分解し切れていない資材は使用したくないが、知識と経験がないので資材を探している状態にあります。 抗生物質やホルモン剤、遺伝子組み換え微生物や酵素は、有機物のなかに紛れている可能性がありますので、原材料の明確な情報が必要となります。 弊社はプロの有機栽培やグローバルギャップの農家が使用する資材を家庭菜園農家にも提供します。

会社近辺風景

株式会社 いこらジャーナル
代表取締役 岩橋 徹

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